ギター初心者の方でこんな悩みありませんか?本記事で解決できます!
この記事では『ギターのブリジットミュートが出来るコツ』について分かりやすく解説します。
こんにちは、タクです!
・好きな邦楽ロックバンド:Hi-STANDARD
・好きな洋楽ロックバンド:Red Hot Chili Peppers
・好きなギタリスト
横山健 ジョン・フルシアンテ
浅井健一 アベフトシ
ブリッジミュートができるようになるコツ
- ミュートとは何か知る
- どんな音か体感する
- 弾き方を覚える
- 練習1:1つの弦をミュートする
- 練習2:2つの弦をミュートする
- 一番の近道は練習を続けること
順番に見て行きましょう!
ミュートとは何か知る
ミュート (mute) は、原義は「無音」「沈黙」で、音楽用語としては、何らかの方法で音を弱める奏法を意味する。
Wikipedia
ギターのミュートには次の2種類があります。
- ブリッジミュート:弦の振動を抑えて、低音を強調した音を出す。弦を弾く手でミュート。
- 不要弦ミュート :鳴らしたくない弦から音を出さないようにする。弦を押さえる手でミュート。
違いは分かりましたね。
・音を出すか出さないか
・どちらの手でミュートするか
頭の片隅に覚えておきましょう。
今回はブリッジミュートの演奏方法について詳しく解説します。
どんな音か体感する
とにかくまずはブリッジミュートがどんな音なのか聞いてみましょう!
NEW LIFE | Hi-STANDARD
曲は、Hi-STANDARDのNEW LIFEです。
初めからサビ前まで全てミュートで弾いている曲でこれしかないと思いました。
※i-phoneのボイスメモで録音しています。途中我が子の声が入っていますが、ご了承ください。
Basket Case|Green Day
もう1曲、Green DayのBasket Case。
ロック好きならこの曲を知らない人はいないですね。
いかかでしょうか?
ズンズンした音。これがブリジットミュートの音です。自分が好きなバンドの曲でも同じような音がないか確認してみてください。
特にロック系の曲では、多く使われている演奏方法です。
弾き方を覚える
どんな音か理解したら、弾き方を覚えましょう。
まずギターで音を出す時は、下記手順ですね。
- 弦を押さえる
- ピックで弦を弾く
ブリッジミュートでポイントになるのは、弦を弾く手です。
では、具体的に演奏方法を解説します。※右利きで説明しますので、左利きの方は右を左に置き換えてお読みください。
右手の側面を乗せる
これは弦の振動を抑えることが目的になります。Pointは、右手の側面で弦を押さえるのではなく乗せる感じです。
押さえてしまっては、音が出なくなります。この感覚は直ぐには習得は難しいです。
次は、どこに乗せるかです。
乗せる位置はブリッジより少し前を目安
ブリッジミュートというぐらいですので、ブリッジ付近でミュートします。具体的には、画像を見て欲しいのですがブリッジよりも少し前です。
- テール・ピースの位置:✖ 後ろすぎ
- リアのピックアップ :✖ 前すぎ
- ブリッジより少し前 :〇
つまり、ブリッジの頭に右手の側面が来るようにしてみてください。
★初心者の方向け
基本的にミュートするのは2つの弦だけです。
- 6弦と5弦 ※頻度:多い
- 5弦と4弦 ※頻度:多い
- 4弦と3弦 ※頻度:たまにある
- 3弦と2弦 ※頻度:コピーした曲で経験した記憶なし
- 2弦と1弦 ※頻度:コピーした曲で経験なし
何が言いたいかというと、全部の弦をミュートするという意識は持たないでください。
ですので、ブリジットミュートする際は弦に対して90度の角度で側面を乗せることはないです。(やってみると分かりますが、弾きずらいです)
ギターを普段弾くときの45度ぐらいの角度で載せます。
※45度はあくまで目安です。分度器で測らないでくださいね。
手首を使って弾く
ブリッジミュートに限らずですが、弾くときは手首を使って弾いてください。
練習1:1つの弦だけをミュートする
まずは、1つの弦だけを使ってブリッジミュートしてみましょう。
音は6弦のみを使って、開放→2f→4f→5fの順です。
初心者の方は、人差し指のみでやってみてください。
練習2:2つの弦をミュートする
次は、2つの弦を使って練習してみましょう。
押さえているフレット位置は、画像を参考にしてください。
一番の近道は練習を続けること
やっぱり練習しかないというのが本音です。
ブリッジミュートは右手の側面で音の振動を抑えて、完全に音が消えない程度にミュートします。この感覚はすぐには出来るものではないです。いくらこの記事を読んだとしても、習得するには時間がかかります。
決して、1週間ぐらいで出来ないからと言って諦めないで!
座って弾けるようになったら、立って弾いてみてください。たぶん、立ったらミュートが出来ない人が多く出てくるはず。これも当然です。誰もが通る道だと思ってください。
初めのうちは、どうしても力が入ってしまうと思います。継続して練習していくことで、ミュートする際の右手側面を乗せる力加減が分かってきます。
最後にもう1つ近道の方法を教えておきます。
それは、映像でプロがどのように弾いているのか見て覚えることです。今は、Youtubeで簡単に見ることが出来ます。
本記事で紹介した弾き方のポイントを着目して繰り返し見てください。その後、練習してみるといいです。
何事もできる人から学んだ方が、効率よく習得できます。
まとめ
いかかでしたでしょうか?
ブリッジミュートは、自分が納得する音が出るまでには時間がかかります。
本記事で紹介したポイントに気をつけながら、練習をしてみてください。
- ブリッジミュートとは、弦の振動を抑えてズンズンした低音を強調した音を出す
- 弾き方は、ブリッジより少し前に右手の側面を置く感じで。押さえてしまうと音が出なくなるので注意!
- ピッキングは手首を使って弾くこと
- 短期間での習得は難しい奏法のため、初め出来なくても諦めないこと
- 一番の近道は練習を続けること!
プロの演奏を見てどのように弾いているか見ることも効果有。
楽しいギターライフを。
ではでは。